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ERC223とは?特徴についてのまとめ!

仮想通貨でAirDropやICOに参加した際に、ホワイトペーパーや公式サイトの文章内でERC223という単語を目にしてきたのではないのでしょうか?

そんなERC223の特徴としては、送金ミス防止機能搭載・送金手数料が約半額・悪質な送金先を凍結の3つがあげられます。

以上の特徴から今後はERC223トークンが主流になりそうです。

なぜ主流になるかは以下を読み進めていくとお分り頂けると思います。

ERCとは?

ERCとは,Ethereum Request for Commentsの略です。

最近はICOなどを通じて、イーサリアムベースのトークンが多く発行されています。もしそれぞぞれのトークンが違う技術仕様で設計されてしまうと、取引所やウォレットなどの開発が困難となります。共通のトークン仕様を策定した方が、イーサリアムコミュニティやユーザーにとってもメリットになります。

イーサリアムコミュニティは、技術仕様の標準化に対して非常に積極的で、イーサリアムコミュニティの標準化の流れによって生み出されたものがERCなのです。

ERCは、イーサリアム上における技術仕様を文章化したものです。

ERC20とは?

ERC20は、2015年11月19日にERCに提案されたトークン技術仕様です。ERC20が採択されたことによって、イーサリアム上で発行されるトークンのほとんどがこの規格に従うようになりました

よって同じようにERC20に沿って実装された、アプリ、取引所、ウォレットなどで使えるようになりました。

もし、ERC20という規格のに従っていないトークンがあった場合は、そのトークンに合うアプリや取引所やウォレットをわざわざ作成しないといけなくなるのです。

そんな面倒になる前に、ERC20の規格に従うことが主流で、結果的に20000以上のトークンがERC20に準拠しているのです。

ERC20の問題点

ERC20は有名で、多く使われているとトークン仕様と言えるのですが、一つ大きな問題があります。

それは、送金するアドレスを間違って誤送金されたトークンは二度と引き出せなくなってしまうことです。誤送されてしまった時点で、トークンは消滅します。

実際に誤送によって失われたトークンについて下記をご覧ください。3.6億円程度失われているそうです。結構な人が誤送しているみたいなので注意が必要です。

「How much ERC20 tokens are currently lost (27 Dec, 2017):

  1. QTUM, $1,204,273 lost. watch on Etherscan
  2. EOS, $1,015,131 lost. watch on Etherscan
  3. GNT, $249,627 lost. watch on Etherscan
  4. STORJ, $217,477 lost. watch on Etherscan
  5. Tronix , $201,232 lost. watch on Etherscan
  6. DGD, $151,826 lost. watch on Etherscan
  7. OMG, $149,941 lost. watch on Etherscan
  8. STORJ, $102,560 lost. watch on Etherscan」

(引用:https://github.com/ethereum/EIPs/issues/223

このようなERC20の大きな問題点を解決したものがERC223です。

ERC223については下記に説明致します。

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ERC223とは?

ERC223は、ERC20の問題を解決した新規格で、2017年3月5日にERCに提案されました。223番目のERCに提案されているので、「ERC223」と名前がつけられました

ERC223の特徴について以下の通りです。

①送金ミス防止機能搭載
②送金手数料が約半額
③悪質な送金先を凍結

上記の内容が主なERC223の特徴となりますが、①の送金ミス防止する機能がERC20から解決されたもっとも有名な特徴なので、最低限ここの内容は覚えておきましょう

誤送を防ぐERC223

ERC20では一度誤送してしまうと、二度とトークンは戻って来ることはありません。このような問題を解決するために考えられた新しい規格がERC223です。

ERC223は送金を行った際にトークンを受け取ることのできるアドレスかどうか確認をして問題なければ送金処理を実行してトランザクションが承認されます。

もし間違って送金した場合でも、元のアドレス宛に送り返される仕組みになっていますので、ERC20のように戻ってくることのないトークンが出てしまうことをプログラム制御してくれます。

ERC20との実装の違い

ERC223では2つのメソッドが追加され、メソッドとイベントが削除されました。

①tokenFallbackを追加
②transferが2つ
③transferFrom,approve,allowanceを削除

tokenFallbackを追加

一番注目してほしいのは、tokenFallbackメソッドです。このメソッドによりERC20の問題点を改善し、送られたトークンかどうか検証し、そうでない場合は送り返すということが可能となります。

transferが2つ

ERC20との後方互換を保つために既存のtransferメソッドは残して、引数を追加したtransferメソッドが追加されました。

transferFrom,approve,allowanceを削除

コントラクトに転送処理させるために必要なメソッドです。ERC223はこの機能はトークンが持つべきではないとしています。

ERC223の規格を採用している仮想通貨

ERC223の規格を採用している仮想通貨2種類ご紹介します。

NANJCOIN(なんJコイン)

NANJCOINは2018年1月18日に誕生し、イーサリアム(ETH)をベースにした国産の仮想通貨トークンです。

Dogecoin(ドージコイン)

Dogecoinは2013年12月に誕生し、ソチオリンピックで寄付の手段として使われたコインで有名です。

まとめ

ERCの特徴として送金ミス防止機能搭載・送金手数料が約半額・悪質な送金先を凍結の3つが大きな特徴なので頭に入れておきましょう。

「ERC223」は「ERC20」の問題を解決し、より優れた規格なので今後は主流になっていくのではないでしょうか。いや主流になるに違いない。

ERCには新しい提案が出ており、ERC721というものもあります。機会がありましたら記事にまとめたいと思いますので、乞うご期待。

イーサリアムはトークンエコノミーは日々改善がなされています。今後も有用な実装が出てくるでしょう。2018年はPoWからPoSへの以降なのでのイベントがあるみたいなので、ますます楽しみになりますね。